幼児や小学生の段階から家庭学習をするのは、一見すると早いように思えます。
しかし、早いうちから家庭学習を始めておくと、机に向って勉強する習慣がつきます。
小学生のうちに机に向かって勉強する習慣をつけておけば、小学校のテストでも良い点数が取れるようになり、後に控えている受験の大きな助けとなってくれるでしょう。
この記事では、小学生の家庭学習教材におすすめのドリルを紹介します。
もうすでに小学3年生、4年生、5年生、6年生の子供がいる家庭でも、今から始めて遅いということはありません。
小学生におすすめのドリルだけでなく、コスパの良い自宅勉強のやり方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
塾はお金の無駄って本当?
まず、いきなり衝撃的なことを言おうと思います。
塾はお金の無駄です!
もちろん、塾に通うこと自体は否定しているわけではありません。
しかしながら、
塾に通わなければ成績が上がらない
といった思い込みをして、何の考えも持たずに子供を授業料の高い塾に通わせるのは、お金の無駄と言えるでしょう。
たとえば、勉強する気がないことを無理矢理塾に入れても成績を上げるのは難しいですよね。
成績を上げる方法は、塾に通うことだけではありません。
自宅で勉強すれば十分、学校の勉強についていける子供に、わざわざ高いお金を払って塾に通わせる必要はないと思います。
ただし、塾に通うことがどうしても必要な場合もあります。
【塾に通うことが必要なケース】
・地元の進学校や全国区のレベルの高い私立中高に子供を通わせたい場合
・やる気はあるのに小学校の授業についていくことができない小学生
・親が勉強を教えてあげたいが、上手に教えられない場合
このようなケースに子供が該当する場合は、塾に通うことも必要と言えるでしょう。
経済的な問題で子供を塾に通わせれられない場合はどうすればいい?
では、家庭に経済的な余裕がない場合はどうでしょうか。
結論を言えば、もし、金銭的負担が原因で塾に通わせられない場合も、無理に塾に通う必要はないかと思います。
実際に、塾よりも少ない費用で子供に効果的な教育を受けさせてあげる方法はいくらでもあるのです。
塾よりも安い料金で、塾と同等か、それ以上の学習効果が期待できる方法はあります。
それなのに、わざわざ高い授業料金を支払って子供を塾に通わせるのは、お金の無駄と言っても良いのではないでしょうか。
次の項目では、塾よりもコスパの良い家庭学習におすすめのドリルを紹介します。
小学生の家庭学習におすすめのドリルは?
もしも、塾よりも安い料金で、しかも、塾以上の学習効果が見込めるドリル(家庭学習教材)があったら、どうしますか?
学習効果が塾と同じなら、高い費用を支払って塾に通わせるのは、まさにお金の無駄ですよね。
塾よりも、ドリル(家庭学習教材)に変えた方が、子供の教育費用のコストパフォーマンスは良くなるでしょう。
この項目では、小学生の家庭学習におすすめのドリルで、学習効果が高いと口コミで評判になっているものを紹介します。
・小学1年生
・小学2年生
・小学3年生
・小学4年生
・小学5年生
・小学6年生
すべての学年で取り組むことができるドリルですので、ぜひ、興味のある人は子供に取り組ませてみてくださいね。
(幼児が利用できる教材もあります。)
①月刊ポピー
月刊ポピーは、コスパの良さが人気の家庭学習教材です。
ドリルは、とてもシンプルなつくりで、余計な付録がついていないため、とても料金が安いです。
月刊ポピーは、必要なものだけが入っているため、整理しやすくて散らからないメリットがあります。
また、月刊ポピーをつくっている出版社である新学社は、学校で使うドリルをつくっている会社です。
そのため、月刊ポピーの教材は、学校のテストやワークに準拠しており、学校の勉強にピッタリ合った予習や復習ができます。
月刊ポピーは長年の実績があり、パパさん・ママさんに人気の家庭学習教材です。
子供に初めて家庭学習を取り組ませるなら、とてもおすすめのドリルですよ。
月刊ポピーには、
・幼児ポピー
・小学ポピー
・ポピー Kids English(英語ポピー)
の3種類があります。
②進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座は、タブレット教材と紙の教材のどちらかを選ぶことができます。
小学校の教科書に準拠しているので、月刊ポピーと同様に、学校の勉強の予習・復習がやりやすいです。
また、オールカラーのドリル(ワークブック)は、1日15分ほどの学習で1ヶ月分が終えることができるので、小学生の勉強時間としては丁度良いでしょう。
進研ゼミ小学講座は、料金は月刊ポピーと比較すると高いものの、付録はたくさんついてきます。
たとえば、漫画で学べる歴史や自由研究などは、子供に人気があります。
ドリルもイラストがたくさん使われているので、視覚的に子供の勉強の理解を助けてくれるでしょう。
③Z会
Z会は、紙とタブレットの2種類の学習形態があります。
他の小学校の家庭学習教材と比べると、ちょっと難易度が高めです。
そのため、Z会は、
学校の勉強が簡単すぎる、
という理解力が高い子供におすすめの教材と言えるでしょう。
Z会の英語を含む5教科の教材は、1ヶ月分をこなすために
・3~4年生は30分ほど
・5~6年生は40分ほど
の時間がかかります。
Z会は、やり応えがあり、成績が上がるだけでなく、かなりの理解力や読解力、思考力などを養うことができるでしょう。
教科書レベルの問題だけでなく、応用問題も充実しているので、勉強に意欲的な子供向けです。
④スマイルゼミ
スマイルゼミは、タブレット型教材です。
アプリを使って子どもの学習の進捗度を見ることができ、また、タブレットなのでゲーム感覚で取り組めるのが特徴です。
移動中もできるので、時間を効率的に使えるところも人気です。
ドリルは書籍よりも通信教材がおすすめ
今回、小学生の家庭学習におすすめのドリルとして、通信教育の家庭学習教材をおすすめしました。
通信教育の家庭学習教材の場合、毎月問題を送ってくれます。
特に、月刊ポピーや進研ゼミ小学講座など、学校の教科書の内容に準拠しているものであれば、学校の教科書の進み具合に合わせて適切なドリル(教材)を送ってくれます。
そのため、パパさん、ママさんの方で子供のドリルを選ぶ手間を省くことができるのです。
人気の通信教材なら、子供の受けも良いため、書籍のドリルを買ったは良いけれど、子供がまったくやってくれない、という失敗をする危険も少なくなるかと思います。
コスパ◎の自宅勉強やり方とは?
この項目では、コスパが良い自宅勉強のやり方について解説します。
ここまで読み進めてくださった方なら、もうお分かりかと思いますが、コスパが良い自宅勉強は、小学生向けのドリル(通信教材)がおすすめです。
塾の場合、分からないところを直接聞けるメリットはありますが、子供と講師の相性や、講師の当たり外れがあります。
また、塾は子供を通わせるのに送り迎えをする手間もあるので、月々の費用は単純に授業料金だけではとどまりません。
ドリル(通信教材)の場合、塾よりも費用が安いというだけでなく、口コミで評判が高い月刊ポピーや進研ゼミ小学講座のようなドリル(通信教材)の内容は、学校の教科書に準拠しています。
そのため、塾よりも安い料金で、子供の学校の勉強の予習・復習が手軽にできるのです。
なので、小学生のコスパの良い自宅勉強のやり方としては、私は、人気の家庭学習教材のドリルに取り組むことをおすすめします。
家庭学習(自宅学習)のメリット・デメリット
最後に、小学生の子供が家庭学習(自宅学習)のメリット・デメリットを紹介します。
家庭学習のメリットは以下のようなものがあります。
【家庭学習のメリット】
・自分のペースで勉強できる
・お金が塾よりもかからない
・子供の自己管理能力が身に付く
・親が子供の勉強の理解度を把握できる
・感染症の心配をしなくていい
そのため、小学生の子供が、塾に頼らずに自宅で学習することを習慣づけることができれば、多くのメリットを享受することができるでしょう。
一方、家庭学習のデメリットはあるのでしょうか。
家庭学習のデメリットには、以下のようなものがあります。
【家庭学習のデメリット】
・親の負担が多い
・子供の相対的な学力の把握ができない
まず、家庭学習にすると親が勉強を教える必要があるため、親の負担は大きくなります。
加えて、子供に毎日、勉強をさせる習慣をつける必要もあります。
ただし、月刊ポピーや進研ゼミ小学講座など、口コミで人気のおすすめドリルは、ドリル自体がとても分かりやすいです。
これによって、親が勉強を教える負担を、限りないほどに軽減することができるでしょう。
一方、子供の相対的な学力の把握は、塾のような模試がないと把握しにくいかもしれません。
しかし、小学校の段階では、中学校受験の参加者数も限られていますので、相対的な学力を知ることは、この時点であまり意味は為さないでしょう。
子供の学力を、一定以上のレベルにまで高めておけば、問題が生じることはないかと思います。
結論に入ります。
小学生の子供の家庭学習のメリットは非常に多いです。
私自身は、小学生の段階では、塾よりも費用が安い通信教材を使って、子供が机に向かって勉強する習慣をつけるのが良いと考えています。
この記事でおすすめしたドリル(通信教材)は、学校の教科書の内容に準拠しているだけでなく、子供が楽しく自分のペースで学習を進めていくことができます。
なので、塾よりもコスパが良いので、子供に何か習わせてあげたいけど、家計が厳しい、というご家庭にもおすすめです。